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首コリの原因と対策(フォワードネックとは)(セルフケアを紹介)

首の筋肉が硬くてお悩みの方も多いと思います。頭痛や肩こりは、もしかすると首の筋肉が硬く短縮していることが原因かもしれません。生活の質にも関わってくるので、日頃から少しずつセルフケアをして調子を整えていきましょう。

首コリの原因は、長時間のうつむき姿勢(頭が前に出ている姿勢)

デスクワークで長時間モニターを眺める姿勢やスマホの長時間の利用などにより、頭の位置が本来の位置よりも前に出てしまっている状態は、フォワードヘッドという身体のゆがみを作り出します。

フォワードヘッドにより、負荷がかかる部位

頭部が前に出た状態でモニター画面を眺めると顎を突き出すような形になり、首の後ろにある筋肉(頭板状筋)が収縮したままになるため、長時間同じ姿勢を続けていると短縮して硬くなってしまいます。

また、目を動かさずに同じ場所を眺めていることで、後頭下筋群と呼ばれる頭の後ろにある細かな筋肉も硬く短縮していきます。

首の筋肉が硬くなる影響

首の後ろにある筋肉は疲れが出てくると目のかすみが気になったり、眼精疲労を感じやすくなります。また、頭部に送る酸素が不足するためなんとなくぼんやりしたり、頭痛が発生することも。酷くなると頚椎椎間板ヘルニアなどの症状を引き起こす可能性もあるため、長時間ずっと同じ姿勢をしている方は特に注意が必要です。

自宅でできる簡単なセルフケア

●後頭下筋群のもみほぐし

首をストレッチするだけだと表層の大きい筋肉がストレッチされてしまい効果的に伸ばすことができないため、ピンポイントにほぐすと効果的です。

指を二本揃えて生え際にセットし、頭を上に向けて筋肉を短縮させ、押しながら少しだけゆっくりとうつむいていきます。

ご紹介した解剖図の筋肉の位置を確認していただけるとよりわかりやすいかと思います。頭蓋骨と首の境目あたりを狙います。

●頭板状筋のばし

首の後ろについている頸部の中では比較的大きな筋肉である頭板状筋は、頭を斜め45度にした状態で頭頂よりの後頭部に手を置いてゆっくり傾けることで伸ばすことができます。

まとめ

頭部は体重の10%ほどの重さがあると言われており、本来あるべき位置よりも少し前に出た状態が続くだけでも大きなストレスとなります。不調を感じる方も多いと思いますので、日頃から少しずつセルフケアをすることにより、いつもいい調子で過ごせるようにしていきましょう。

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